20260411
昨日(4/10), 千駄ヶ谷に位置する将棋の聖地、将棋会館道場に初めて足を踏み入れました。この日を期して数週間前から将棋アプリで研鑽を積んで来ました。雨降る中、10:30改札口集合です。
長い事、千駄ヶ谷駅で下車することはありませんでした。東京オリンピックを見据えた大改修をしたんだと思います。巨大且つ立派な近代的駅舎となっていました。
改札口から100mで将棋会館です。2024年9月に日本将棋連盟100周年の節目に新将棋会館が建設され、まだ木の香りがする新しい会館です。道場は、この1階にあり、売店、レストランが併設されています。
記念すべき初日は、高齢男女3人組で乗り込む心算でしたが、女子は都合が付かず、男子2名での”道場破り”です。
入口に事務の方が数名座っています。来訪の意を伝え、棋力を尋ねられます。”正式な級位はありませんが、1級くらいかなと思っています”
”分かりました。この用紙に必要事項をお書きください。初めて来られた方は棋力を認定します。近い級位の人と対戦をスタッフが組み、当道場での段級を決めています。通常5,6局かかります。”
棋力認定対局を始める前に、二人で、軽く肩慣らしで、まず1局。彼の勝ち。
事務方に手合い表を渡して、自分の名が呼ばれるのを待ちます。
程なくして、彼が呼ばれ、じきに私も呼ばれます。私の相手は高校生。
若者に負けるわけにはいかないと力が入り過ぎたか、いいところなく完敗。将棋を始めて5年で、現在2段らしい。週2回、この道場に来ているとのこと。彼にはまだ伸びしろがたっぷりとありそうです。2段に負けるのは致し方ない。
彼も中高年男性に負け、初戦は二人とも黒星。
そろそろ昼どきなので、昼食を摂ろうと会館を出ます。小雨の中を3分歩き、外階段を上って2Fにある洋食店に決め、人気店らしく、満席で少々待たされました。会計を済ませた女性3人の一人が店の女性に窓に貼ってある絵のポスターについての遣り取りを一言二言交わしながら私たちの前を過ぎ階段を降りかけた処で、”ロートレック?”と私。”クリムト”ですと彼女。”そうそう。有名な絵ですね”と再び私。(「接吻」という有名な絵で、昔、自宅のリビングにレプリカを飾っていた時期があって、当然作者の名前は知ってはいましたが、そのときは、”クリムト”出てこず、なぜか”ロートレック”と口から出していました。
いま、調べたら、「共通点として、どちらも19世紀末特有の退廃的な雰囲気や従来の写実主義から脱却した新しい芸術表現(アールヌーボー的要素)を追求した」とあり、なんとか私の名誉は保たれたんじゃないかと胸を撫でおろしたところです。 だめですか?
店内隅のテーブルに案内されスパゲッティとコーヒーで疲れた頭をリフレッシュ。満足のランチとなりました。
1時間近くのリフレッシュタイムで、心機一転。気合が入ります。
2局目は相手は50代男性。序盤、中盤は自分が相手を圧倒しており、知らず知らず、このまま勝ってもつまらないと少し手を緩めたか、知らぬ間に相手の持ち駒金二つ。端に追い詰められた我が王の逃げ場がなくなり投了。
続く3局目の相手は60代男性。とても穏やかな好感の持てる人でした。途中いいところまで行ってはいたのですが、じわりじわり押されてこれも投了。あまり口惜しくはありません。
4局目は大学生。私は四間飛車美濃囲で相手の攻めを受けます。激しい攻防の後、5一の王を頭金で詰ませます。
さすがに4局もこなすと疲労困憊。ここらで切り上げようと隣のカフェで辛い辛い反省会。彼は0勝4敗。私は1勝3敗。これでは1級どころか2級も厳しい状況。次回、正式な級位が認定されます。
いつにもまして苦いビールでした。
