1年振りのアスレチックジムTIPPNESS

20240324

65歳で退職後も引き続き会社の健康保険でしたが4月から国民健康保険に切替えます。会社の健康保険組合員としての特典を使って、TIPPNESSの会員証を持っています。殆ど利用して来ませんでしたが、都度料金550円で利用できるのも3月末までとなります。残り10日間のうちに数回は、利用しなければ勿体ないと思って、一昨日(3/22)最寄りJR駅すぐの店舗に1年振りに行きました。

平日、午後2時頃で、おそらく、最も空いている時間帯なのだと思います。ロッカールームで着替えて、真っ直ぐ、バーべル、ダンベル等がずらり並ぶ筋トレコーナーに向かいます。この日は、ベンチプレスをメインにしようと決めていました。混雑時は20分の利用制限となる「スミスマシン」で1時間みっちりトレーニング。数日前までホテルのジムで体を慣らしていたので無理なく始められました。

スミスマシンやベンチプレス用のベンチが空いているときは、いつも最初の種目はベンチプレスです。まず、ベンチに横になって20kgのバー(≒シャフト)のみで25回、上げ下げをして準備運動を兼ねての軽いトレーニングから始めます。続けて、左右に5kgのプレートを取り付けます。これで30kg。プレートがバーから滑って外れて落下することを防止する留め具(≒ストッパー)(≒カラー)を装着します。この留め具を装着しないでベンチプレスをやる輩をときどき見掛けますが、危険極まりないです。何かの拍子に片方のプレートが落下してしまうと、重量バランスを崩して、反対側のプレートも落下し、大惨事になる恐れがあります。

精確な動作で10回、上げ下げを繰り返します。スロースピードで行います。通常よりもゆっくりの動作は負荷が掛かり、結構キツイです。

休む間もなく2.5kgのプレートを加え、総重量35kg。これを10回。ここからは普通のスピードで上げ下げをします。ここも精確な動作を心掛けます。ここからは安全対策として降りてくるバーを横になった自分の胸よりも少し上空で食い止めるストッパーを機能させます。これがあれば、万一、持ち上げられなくなって潰れても自分の体を、ストッパーが重いバーべルから守ってくれます。続いて、2.5kgを外し、替わりに5kgのプレートをバーに通します。これで40kg。これも10回。まだ余裕です。

再び2.5kgを加え、45kg。このプレートの入れ替えの時間がよい休憩時間となります。ここからは上げ下げの回数を7回にします。終了後は、ベンチに座って両肘を両腿の上に載せ上体を屈めて息を整える時間が長くなります。

呼吸が整ってから、一旦すべてのプレートを外して(そんな大変な作業をせずとも2.5kgのプレートを加えるだけで済むのですが、休憩時間を稼ぐためと気分をリフレッシュするためです)、それらを所定の位置に戻します。そうして裸になったバーの左右から、ラックから取り出した10kgのプレートを通します。10kgのプレートはとても存在感があります。ここトレーニングジムの筋トレスペースでは、重量こそが正義です。続けて5kgのプレート。

これで、20kgバー+10kgプレートx2枚+5kgプレートx2枚=50kg。

挙上動作は5回。だんだん疲労が溜まって来ます。動作終了後、気分転換にジムのフロアを歩きます。ランニングマシン、バイクマシンが人気です。筋トレコーナーには私のほかに2人、うち一人は外国人女性。皆さん本格的にやっています。

ベンチに戻って、更に2.5kgのプレートを追加します。横から見ると10kg,5kg,2.5kgと外側に向かってプレートが小さくなって行く左右シンメトリーが美しい。トータル55kg。5回の動作の後、暫し休憩。

休憩の後、ようやく、ここで1.25kgのプレートの登場です。左右プレート群の最外様として両脇に加えます。 これで57.75kg。横から見ると水平のバーの中心から左右等距離10kg,5kg,2,5kg,1.25kgのプレートが密着して整列しています。ひとまず、完璧なシンメトリーの完成です。

この重量となると気合を入れないと挙上できません。少々厳しい状況でしたが挙上3回クリア。持ち上げた後、じっとベンチに座ったまま考える人を続けます。

長い休憩の後、1.25kgのプレートを外し、2.5kgを加えます。これで60kgの大台。今日の設定目標です。冷静に、精神集中して、両腕、上体、腹筋、両脚に力を籠め、吐く息と共になんとか1回、持ち上げられました。

続けて、一気に10kg上げて70kgにします。オリンピックで金メダルが確定した走り高跳びや棒高跳びの選手が残る試技で、これまでの緻密な高さ指定をかなぐり捨てて、バーを世界記録更新の高さに一気に上げる、あの感じです。

結果は?

エイッ!と力を籠めましたが、勿論、びくともしません。60kgと70kgとでは、まるで次元が異なります。7月末まであと4か月。スミスマシンでのベンチプレスとフリー(余計な器具のない)のベンチプレスは別物です。スミスマシンで85kgをクリア出来なければ、ベンチプレス70kg達成とは宣言できません。少々、焦っております。体重も今、74kg台ですし。

(焦っている訳をご存じでない方にご説明すると、昨年7月のブログに70歳中(7月下旬まで)にベンチプレス70kg!と宣言してしまったからです。更に、その後それを体重70kgに減量したうえで達成し、トリプル70!などとぬかしてしまったのです。)

ここからは、2.5kgずつ重量を下げて行きます。

67.5kg。だめでした。 65kg。だめです。 62.5kg。成功。本日の最高記録。以後40kgまで減らしてベンチプレス終了。

その後は、スクワットマシン、脇腹マシン、腹筋マシン、ケーブルマシンで整えトレーニング終了。

帰りに、「牛タンねぎし」でテイクアウト。バスに乗って帰宅。ノンアルで舌鼓。

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