谷根千でランチ

20231212

絶好の紅葉狩り日和だった先週12/7(木)、”谷根千(谷中、根津、千駄木。やねせんと発音します)に行ってランチしよう”ということになり、出掛けました。家人が調べた限りでは、適当な店が見当たらず、エリア外ではあるが、本郷にある評判の食堂に行こうとクルマを進めました。11時開店。ちょっと出遅れ11:15頃着。その時点で、店の外で待つ人10人弱。やはり相当なレベルに違いない。これでは30分待つ破目になるなと思い、次回にしようと、谷根千の雄、谷中に向かいます。

だいぶ前から、谷根千がブームとなっている故、平日にも関わらず、それなりの人出で、若い人たちが多く、外国人もちらほら。このエリアは駐車場探しに苦労します。駐車料金も高めです。適当なところがあったので、そこにクルマを停めます。これから行く先は、何度も行ってその度、舌鼓を打った谷中墓地裏の和食店に歩を進めましたが、何たること、この日は生憎の休みで舌を打ちました。

仕方なく、大通りに出て、数分、行ったり来たりした挙句、甘味処だけれどもラーメンや餃子も提供している(店頭のメニューを見て)店の暖簾を潜りました。(実際は自動ドアでしたが)店内とても賑わい、ほぼ満席でしたが、入口直ぐの4人掛けテーブルに座るよう、店の奥から促され、座ってほっと出来ました。

店に入る前に注文するものは半ば決めていましたが、念のためメニューを暫らく眺めます。数分後、やはり初志貫徹で一番人気のラーメン・餃子セット960円(930円?)を注文。彼女は、ワンタンメンに、餃子(3ケ)(この組み合わせはセットとはならず、金額は単純な足し算。)

待つ間、店に置いてあるグルメ雑誌を手に取り、この店が紹介されている頁を読むと、外観が新しいので、驚いたのですが、なんと店主は三代目という歴史のある店でした。向かいの壁の上部には、横一列で、店の入り口から店の奥まで、私でも判るタレントのサイン入り色紙(モノクロでもこの表現はあっているのでしょうか)が飾ってあります。雑誌と色紙と、店の外で2組の客が待つようになっている今の状況から、期待感がいや増します。

10分ほどで、まず餃子一皿三個が二皿。大ぶりで、普通の4個分はあります。食べた瞬間、とても美味しいことが判ります。非常に気に入りました。ここまでニラを利かせた餃子も珍しいのではないでしょうか。続くラーメンもシンプルな和風ラーメンで嫌味がありません。ワンタンも味見して普通にうまかったと思います。なるほど、人気店の訳が分かりました。

店を出てぶらぶらします。谷中銀座を一通り歩きました。ブームに乗っかってひと稼ぎしようと急ごしらえの店も幾つか見当たりました。旧い商店街では、営業歴の長い店は、大体、外れはありません。何軒かの食べ物屋の店先に観光客が並んでいましたが、いずれも、歴史のある店々でした。

途中、ところてんをテイクアウトOR店頭で食べさせる店(本業は鮮魚店だったか)があって、ところてんに目がない私は一つ(200円)を注文。彼女は、離れたところで私の立ち食い姿を冷ややかに見ておりました。ところてんを”心太”となぜ書くのか、インターネットの解説では、いまひとつ納得できないでいます。

少々歩いて疲れもあって、休憩がてら、急ごしらえのように見える甘味処で休憩。彼女はあんみつ。私は、磯部巻を早く食べ終え、飲み切れなかった紙コップ入りの緑茶を手に持ち、駐車場に向かいます。ちょっとまごつきましたが、無事、駐車場へ辿り着き、ついさっきまでいた甘味処に近い、道幅の広い場所を目指します。ナビの指示が悪かったのか、私が適切なポイントで右左折しなかった為か、結構時間が掛かってしまいました。数分後、目指す場所に到着。彼女をピックアップして、一路、自宅に向かいました。

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