20230823
5日前の8/18、いま公開中のハリウッド・スターT.C.主演の『M.：I.D.』を二子玉川で鑑賞しました。この大作は大きなスクリーンが相応しいと、IMAXシアター限定で映画館を探した結果、駐車場が便利な二子玉川にしました。初めて観たIMAXシアターは、映画館に行った前回、昨年8月新宿歌舞伎町で、これまた、T.C.主演の『T.G.M.』でしたので、映画館及びIMAXシアターは丁度1年振りになります。『T.G.M.』冒頭5分のマッハ10に挑む成層圏航行シーンの心の底からの感動は、IMAXだったからこそです。（これ以降、文章の都合上、頭文字表記ではなく、具体名の表記とします）
さて、今回は、家人と家人の姪（配偶者の姪を「義姪（ぎし）」と呼びます）の娘の3人で映画館に行きました。血族の姪の娘が大姪（たいし）であることは分かりますが、配偶者の姪の娘をどう呼ぶのか調べましたところ、なぜか、姻族の呼び名を詳しく説明してある資料に行き当たりません。おそらく、義大姪、大義姪、大姪のどれかだろうとは思います。ここでは「義姪の娘」若しくは、「女子高生」或いは「高校2年生」又は「彼女」将又「16歳」と表記することにします。
俟ち合せは12:50高円寺駅なので、少し早めに到着して待つこと5分、クルマの外で待機していた家人が早歩きでやって来た年頃の16歳を、予め綺麗に片づけておいた後部座席に案内します。この暑さですので家人が頻りとエアコンの風が後部座席に十分に行き渡っていないのではないかと気にしています。
環七を南下し上馬交差点を右折して246を走って都合1時間弱で二子玉川に到着。渋滞も殆どなく快適な小ドライヴとなりました。
人気作品だけあって、事前に予約出来た席は、ベストポジションではないものの、やや前方左側、前が通路で足を伸ばせる位置。上映時間2時間40分弱と、これまでのシリーズ最長でも体が強張ることは、ありませんでした。
このシリーズを映画館で観るのは多分、2回目だと思いますが、今回、映画館に足を運んだのは、彼のスタントマンなしに、実際に自ら危険なスタントに体当たりする60歳の姿勢に敬意を表するからです。TVでの映画紹介で度々映し出されていましたが、彼がバイクを全速力で走らせ断崖絶壁から飛び出すシーンをIMAXで見せつけられた暁には、どんなに札束を積まれても、自分には到底出来ないなと思い知らされるだけでも、この映画を見る価値はあると思います。
さて、駐車場から映画館に向かう道すがら、義姪の娘に、「なぜ語順がインポッシブル ミッションではなく、ミッション インポッシブルなのか」とクイズを出してみました。大学受験の準備をそろそろ始めるか始めないかの高校二年生には少々難しい質問だったかも知れません。この時点では、私は、「形容詞の後置修飾用法」と思っていて、二人が回答しあぐねている間に、その旨、説明したのですが、その後、家に帰ってから念の為調べてみたら、正式タイトルはMission Impossibleではなくて、Mission：Impossibleでした。
自分が中学生の頃「スパイ大作戦」という米TV番組を毎回観ていて、主人公（声優は若山源蔵）が、「おはようフェルプス君」から始まり、「なお、例によって、君、もしくは君のメンバーが捕らえられ或いは殺されても当局は一切関知しないからそのつもりで」で終わる、テープに吹き込まれた指令（声優は大平透）を聴くシーン（よく1回聴いただけで指令内容を覚えられるなと思ったものです）には、毎回、ワクワクしました。
このTV番組の原題が「Mission:Impossible」だった訳です。こうなると、私がコメントした形容詞後置用法ではなく、「指令：実行不可能（と思える程、危険な任務）」ということになります。おそらく、スパイ組織IMF（Impossible Mission Force）では、Easy, Medium, Hard, Impossible といった困難さレベル分けがされている中でImpossibleのみ扱うということなのでしょう。
2時間40分を長いと感じず、最後まで堪能しました。列車が、爆破された鉄道橋から、少しずつ少しずつまさに落下しようとするときのアクションシーンも秀逸でした。長い事やってなかったポップコーンを齧りながらアクション映画を見る醍醐味を久し振りに味わうことが出来ました。
映画の後は、3人でお好み焼き。ソフトドリンクを促すも二人は水が良いと言って、私のみノンアルコールビール。瓶入りは、なぜかうまい。女子高生に「学校からはノンアルコールビールは禁じられているのか」と問うたら「禁止」だそうです。好きなだけ食べ、食後にデザートを頼んで、お会計は9,000円台、駐車場無料サービス付き。店外に出て、入口脇に貼ってある「映画館の半券でデザートサービス」に気付いて地団太を踏みました。
