2025年 元旦

20250101

あけましておめでとうございます 旧年中は当ブログをご愛読賜り誠にありがとうございます    本年も変わらぬご愛顧の程お願い申し上げます

さて、先日、品川区に在る「蛇窪神社」の存在を知りました。ことし、私は巳年生まれの歳男で、7月に72歳になります。”歳男の自分にとって、ことしの初詣は、(地元の神様を別として)この神社以外にな~い!”と年末に決断し、家人の意向も受けた上で、一人で初詣に行くことになりました。

嬉しいことに、都営バス、都営大江戸線、都営浅草線と都営三昧で中延駅まで赴きました。

時刻は、11時台。駅から徒歩7、8分のところに神社はあるようです。大原通をてくてく歩いて行くと、途中、注意しないと見落としてしまいそうな、道路際、頭上1m辺りに「この先ファミリーマート右」の小さな看板が掲示されています。

「巳年、元旦、年末に数度のTV紹介」で、少し並ぶのだろうなとの予感が、大きく外れることになるとは、そのファミリーマート手前50mに接近するまで予想できませんでした。

コンビニの交差点に近づくと、神社の法被を着た男性が、神社へのお参りの列の整理ならびに交通誘導をしています。これは、大変なことになりそうだ。二列に並んだ人、、人人です。

交差点に立って、神社方面を見ると150mくらいまでは見通せますが、その先が右にカーブしていて、カーブから神社までの距離が分かりません。神社とは反対方面を見ると、一つ目の交差点を右に折れて、列が続いているようです。この時点で「心が折れました」。”これでは、相当な時間、待つことになるな。今日は、諦めて、後日、また出直そう”しかし、神社がどこにあるか、また、この列がどれくらいの長さなのか確かめておくのも一興とばかり、神社に向かって歩き始めることにしました。

辻々に、神社スタッフが立ち、列の整理、誘導をしていて、みなさん順序正しく整然と並んでいます。そもそも初詣に来ようとする人たちですから、礼儀正しくマナーを守っています。さすがに外国人の姿は殆ど見当たりませんでした。

ところがばってん、すぐに神社に到達するだろうと軽く考えていましたが、大甘でした。

行けども行けども人の列。結局、ファミリーマートから3~400m歩いて、ようやく神社正面前です。境内も拝殿まで100mの列。そのまま境内に立ち入ることは出来ませんので、外から写真を1枚、”長蛇の列”(蛇窪神社の初詣客の列こそ、この言葉が将に当て嵌まります。)を、両手を上に伸ばして1枚、収めました。

さて、次なる任務は、この列が果たして何メートルあるのかを確かめることです。歩測と目勘定で測ることにします。

頭の中で歩数を数えながら(得意分野です)。二、三日前、TVで縄跳び三重跳びの世界記録に挑戦の小学生が途中で失敗した瞬間、”72回”と私が呟いた後で、立ち会いの専門審査員が73回を宣言したときに、一緒に見ていた家人が”すごいね”と驚いてくれました。

さて、神社から、僅かに登り坂になっている道を、列とは反対側を頭の中で数えながら、ときどき後ろを振り返りながら、百m(と思われる)毎に記憶します。

二百m、そろそろコンビニが見えて来る筈だ、三百m、よし見えてきた。四百mになる直前に、コンビニ交差点。

ここで一呼吸。

さあ、続けて行くか。黙々と歩きます。人の列は途絶えることを知りません。五百m、学校らしき建物の壁面のある交差点を右折です。呆れたことに、まだまだひとが並んでいます。すぐに六百m。遠くに列の終点が見えます。まだ百m以上あります。歩測を続けます。ようやく終点が見えます。最後尾を示す係員も見えます。七百m。終点に近づいてきました。係員の立ち位置からさらに最後の五十mは折り返しになっています。折り返しまでの歩測で七百五十m。折り返し五十mをプラスすると列の長さは八百mとなりました。

1月中にまた来よう。

少々、歩き疲れましたが、ここから中延駅までは、意外と近いので、駅まで歩き続けます。見慣れぬ景色を楽しみながら、中延駅に戻り、途中、大門で地上に上がって、元日の都心を散策し、吉野家で株主優待券を消化し、大江戸線、都バスで家に戻って、一服の後、二人揃って、地元の氷川神社に初詣。

タイトルとURLをコピーしました