鹿児島紀行6

20231122

第2日目2

蟷螂救出劇の数分後に、園内のレストラン棟に到着。隣接の土産棟の中を一巡。薩摩切子が見事でしたが、器類は「終活」がそろそろ頭に過る年齢ですので、観るだけに止めました。

隣のレストラン「桜華亭」は二階にあります。階段は億劫でしたので、エレベーターを利用します。お目当ての1日20食(10食?)限定の「OOOO」(名前失念しました。2,400円?)がとても魅力的だったのですが、残念なことに(後で残念度はいや増したのです)完売ということで、私は黒豚角煮丼2,200円、彼女は鶏飯御膳2,000円。後で知った事ですが、どうやら鹿児島では、角煮は脂身が多いのが特徴のようで、私的には、角煮は好きですが、脂身の多い角煮は苦手です。味見した鶏飯御膳はベリーグッドでした。窓からの桜島の眺めもベリーグッドでした。

レストランから出口に向かう途中、離れたところに、世界遺産「反射炉跡」がありますが、少々疲れていたため、今回はパス。(次回がある前提で、高齢者は観光に欲張り過ぎないことが肝要だと思います。これが最後と思うと悲愴感が漂ってしまいそうです。)駐車場まで、日陰を探しながら歩こうと思っても、ルート上に殆ど日陰エリアはなく、南国の陽射しをたっぷり浴びながらクルマに辿り着くこととなりました。

混雑している駐車場から注意深く仙厳園前交差点を右折して国道10号線に出ます。錦江湾を左手に見ながらホテルに向かいます。渋滞も殆どなくホテルに到着。彼女を正面玄関で落とし、駐車場に向かい、3L、3Hのどこかに駐車したいと思っていましたが、誰もが考えることは同じで既に空はなく、結局4Hでした。

ホテル1Fフロント近くで合流し、コンシェルジュデスクで指宿砂蒸し温泉のパンフレットを1部頂戴して、部屋で明日の作戦会議を練ることにします。

部屋に戻り、歯を磨きながらシャワーを浴び、水を飲み、ガウンに着替え、ベッドでごろんと横になってTVのスイッチを押し、パンフレットにざっと目を通します。ホテルから指宿まで5~60km。一般道のみでも行けますが、疲労を考えると高速利用ですね。先ほどの角煮丼でまだ腹が空きませんが、17時頃にラウンジに行くことにして、少し休憩です。

ラウンジでは、適当につまんでドリンクは炭酸水一択です。ものの30分で、再び部屋に戻り、腹が落ち着くのを待って、トレーニングウェアに着替え、ジムに行きます。断酒の最大の効用は、夕食後にトレーニング可能だということになろうかと思います。この時間は、体を温める必要がありませんので直接ジムでのダンベルトレーニングです。

1kg,2kg,3kg,4kg,5kg,6kg,7kg,8kg,9kg,10kgでダンベルプレス(以後ダンベルは省略表記)ベンチプレス、フライ(5kgまで)、プルオーバー(5kgまで)、カール、ラテラルレイズ(3kgまで)。回数は5回~10回、1セットのみ。

水を飲み、壁に架かったテレビでNHKニュースを見ながら暫し休憩。

次は、5m離れたダンベルラックから、10kg,12kg,14kg,16kg,18kg,20kgを取り出し、ベントオーバーローイング(16kgまで)、プレス(16kgまで)、カール(12kgのみ)、カーフレイズ、スクワットそしてワンハンド・ローイング(18kg,20kgのみ)。回数は3~7回、1セット。

水を飲み、テレビを見て暫し休憩。

次は、メディシンボール。3kg,6kg,10kgを両手で持って、色々な角度方向に動かして、からだを伸ばします。

ジムを出て、次は温泉です。風呂場の入口で下駄箱に運動靴を収め、入り口前でカードキーをカードリーダーに当てるとドアが開きます。脱衣場のウォーターサーバーで紙コップ2杯の水を飲み、紙コップを邪魔にならない所に置き、どのロッカーを選択するかに2秒を要し、ロッカーのドアを開き、運動着を脱いで、ロッカーに入れ、ドアを閉め、ロックし、浴室出入口脇に積んであるタオルを1枚持って、ドアを開いて浴室に入り、目の前の掛湯槽から掛湯を7杯浴び、手前の浴槽に浸かって体を揉み、数分後、浴槽を出て、洗い場でシャワーを熱くして頭からたっぷりと浴び、続いて奥の半露天風呂に浸かり、仕上げのシャワーを浴びて、体の水をタオルで拭い、ドアを開いて浴室を出て、濡れたタオルをタオル入れボックスに放り込み、浴室出入口脇に積んであるバスタオルを腰に巻き、先程、置いた紙コップを手に取り、洗面台の水道でさっと洗い、ウォーターサーバーから立て続けに3杯の水を飲み、5杯の水を受け止めた紙コップを専用ゴミ箱に捨て、鏡台を左手に見ながら小股で十歩進んで自分のロッカーを確認し、暗証番号を押して開錠し、運動着に着替え、靴下はポケットに収め、ロッカードアを閉め、風呂場の自動ドアが開いて、風呂場を後にし、下駄箱から運動靴を床にそっと置き、右足、次に左足を靴に入れ、すぐ先のベンチに座り、靴を整え、30m先のエレベータで上向きのボタンを押し、じきにやって来た無人のエレベータに乗り込み、17のボタンを押し、17Fでドアが開き、右方向に10m,左に折れ5mで部屋の前。キーカードをキー読み取りプレートに当て緑色のランプが点灯したことを確認してからドアを押し開き、ようやく深呼吸。

カーテンは、まだ開いてあって、薄暗い中に桜島がぼんやり見える。この日は、早めに就寝。

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