鹿児島紀行3

20231106

第1日目3

鹿児島ICまで周囲が緑の中を走っている時間が大部分の九州自動車道を80~90km/hで走って45分、鹿児島市内中心エリアに来ました。宿泊するホテルは、今年5月にオープンしたばかりの新しい外資系のSホテルです。ナビの誘導に従って難なく目的地の正面玄関前に到着しました。家人が降り、ドアマンにスーツケースを託して、私は、隣接する商業施設の駐車場棟にクルマを進めます。

駐車場棟の3階下層フロアである3L{各フロア毎に下層を意味するL(low)と上層を意味するH(high)があり、初めてだと少々まごつきます}に商業施設・ホテルに繋がる連絡通路があるせいか、3L、3Hとも満車で、4Lに停めることになりました。幾つか空いているスペースの中から停めやすい処を選び、慎重にバックモニターを見ながらそろそろと進めてエンジンを切ります。レンタカーにもバックモニターが付いていて大助かりです。後部座席から小物とマスクを取り、キーのボタンを押してロックします。

フロアの端にあるエレベータで3Lまで下り、エレベータを出て左に向かう回廊を歩きます。20~30mで壁に突き当り、そのまま左に直角に折れます。右側にはフェンスがあって、それ越に幹線道路がすぐ下を走っています。商業施設2Fに当たるペデストリアンデッキをフェンス沿いに30~40mほど歩くとどん突きに2Fと1Fを結ぶエレベータがあって、それに乗り込み、2つしかない回数表示の1Fを押します。ゆっくりと1Fに下り、エレベータから降りビルの壁際の歩行者用通路を10m弱歩き、壁に沿って左に直角に折れ、15m進み右に向かうと20mで(斜めにショートカット(歩行者用通路を外れてしまいますが)する方が一般的でしょう。)ハロウィーンの飾りが賑やかなホテル1F正面玄関に再び到着です。

ソファでスマートフォンを手にしている家人と合流し、チェックインカウンターに向かいます。時刻は14時30分。手続きもスムーズに進み、キーを受け取り、エレベータで17Fへ。5泊する部屋は、エレベータからすぐ近くの位置にあります。エレベータから遠いのと近いのとでは、数日間連泊するときは、疲れ方に大きな違いが出て来ます。同じグレードの部屋であれば、私はエレベータから近い部屋を選びます。

ドアを開けると窓の向こうの真正面には大きく見える桜島。噴煙が上がっています。鹿児島市内のホテルでは、桜島が見えるか見えないかで部屋の価値が違うようです。不思議と、何日か泊まっているうちに、朝、窓のカーテンを開けて、今日の桜島の様子をチェックするようになって行きます。

既に部屋に届いていたトランクを開けて中の荷物をクローゼットやその他適当な位置に配置し、環境を整えます。空になったトランクは邪魔にならない壁際へ。私は、シャワーを浴びてリフレッシュ。ガウンに着替えて小休止した後、何か飲み物を飲もうと、再び元の服装に戻って18Fのラウンジに行きます。本音は、ビールと行きたいところですが、炭酸水とコーヒーで一服します。読めていなかった朝刊をさっと読み、すぐまた、部屋に戻って、ベッドに横になって疲れを取ります。

16:30に再び、ラウンジに行き、軽い食事を摂ります。今晩は、このラウンジの軽食を夕食とすることにしました。ここは、混雑するらしく、3部制で16:30 18:30 20:30 (だったと思います)スタートから一つを選ばなくてはいけません。私たちは、5日間とも16:30で予約しました。芋焼酎のメッカ鹿児島だけあって、珍しい焼酎のボトルが並んでいて、禁酒の身には堪えます。

食事の種類もそこそこあって、夕食には十分なクオリティです。小一時間掛けて食事とドリンク(強炭酸水一択でしたが)を楽しみ、部屋に戻って再び小休止。時刻は19時半。ここからは、トレーニングと風呂の時間となります。禁酒断酒の良い点は、夕食後にトレーニングが出来ることです。これまでは、夕食の際、アルコールを飲んでしまって、その後のトレーニングが出来ていませんでした。

今回の旅行では、朝と夜、毎日2回、目論見通り、ジムでトレーニングを徹底することが出来ました。素晴らしいことに、ジムから風呂場まで、同じフロアで30mの間隔です。おまけに風呂は、源泉掛け流し温泉です。初日の夜は、私一人しかいないジム(ベンチプレスに挑戦しようと思っていましたが、私の勘違いでバーベルはありませんでした。宿泊期間中は、ダンベルとランニングマシン中心のトレーニングにならざるを得ませんでした。)での45分トレーニングで汗を掻いて、そのまま歩いて風呂場まで行きます。ジムと風呂場が同じフロアですぐ近くにあるというメリットはとても大きなものであると知りました。

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