鹿児島紀行2

20231104

第1日目2

席は通路側(右側の座席なので、途中、富士山が見えました)。離陸して、スマートフォンの電源を切っているので、機内誌を読み始めます。昔『winds』『ウィンズ』、今『SKYWARD』。いつも、真っ先に読むのは浅田次郎のエッセイ「つばさよつばさ」です。私より2歳年長のほぼ同年代。子供の頃の世の中の記述など、育った時代背景が同じなので、よく膝を打ちながら読んでいます。

今号のテーマは、鯵(だったか)の天日干しです。鮮魚店で開いて貰った鯵を家で天日干しにするやり方を記しているのですが、読者に「さぞ、うまいんだろうな」と思わせる筆力です。自分もやってみようと思った次第です。手元に機内誌がないので、正確な連載回数は分かりませんが、以前、気に留めたとき、既に20年以上続いていたと記憶しています。それだけ、人気の連載であることが分かります。

小学館から文庫『つばさよつばさ』も出ています。(前にも記しましたが、落ち込みが厳しい出版業界を応援するため、書籍雑誌についての記述は固有名詞を表記することにしています。)これはお奨めです。

いつものようにドリンクサービスはコーヒー。客席乗務員(いまだに、スチュワーデスのほうが馴染みがあります)が一人一人にメニューを見せ、注文を確認してから提供しています。省力化の方法はないものなのでしょうか。

機内誌をざっと読み終え、ときどき窓の外を眺めているうち、少しうとうと。そうこうしているうちに、はや、着陸態勢。1時間25分の飛行を終え、無事、鹿児島空港に着陸。何度、乗っても、着陸の時は、僅かに緊張。

トランク待ち時間も僅か。(クラスJは、荷物も早く出てくるようです)

外に出てみます。10月後半なのに、さすが鹿児島、陽射しが強い。鹿児島は、6年振り。今回で5回目。 予約していたレンタカーの迎えのクルマまで少し歩き、すぐ近くの空港営業所へ。とてもシステマチックで、流れるように事が進み、フラストレーションがありません。日本で最も売れている車種の1,500cc(6泊7日で51,480円。早期予約で通常から割引18,590円)を借り、高速を利用して一路、ホテルへ。

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