高齢男子同志の再会ランチ

20250809

一昨日、2年1カ月ぶりに、新入社員のときから、仕事上での取引の無かったときも含めてずっと、50年近く付き合いのある同年同月生まれの男と昼食を共にしました。

彼との待ち合わせ場所は、銀座か新橋と決まっていますが、今回は、銀座三越ライオン前です。待ち合わせ時間は正午。

高齢になって、時間よりも5分・10分(いやもっと)早く約束の場に登場してしまうのですが、彼もそうらしく、私が時間調整をして、それでも5分早く現場に行くと、既に彼はデパート入口の所で涼んでおりました。

私は、魚の店をイメージしておりましたが、彼から鰻の提案があり、私も異存ある筈もなく、「ぎんざ神田川」に向かってそろそろと歩き始めます。彼は、眼が悪く、歩調はゆっくりとです。

三越から、暑さを避ける為、地下道を通り、階段を上がって、三原橋交差点を右折し、昭和通り左側歩道を歩きます。曇天で、殺人的な暑さではなかったことは幸いでした。ふたりとも帽子(ハット)・サングラス(彼は医者から着用を命じられているようです。)の出で立ちです。

12分程で到着。地下にあるため、急な階段を慎重に(彼は、左手で手摺に触りながら)降ります。昼時ですので、席は八分程、埋まっております。

4人掛けの席が空いていたのを、店側が、夢打ち砕くが如くテーブルを二分割して、そこに促されます。

メニューを開き、鰻重(3,280)で意見が一致。そして、ここは当然ビールでしょ。瓶ではなく、ランチビール(300)。ビールは食事の途中で、二人ともお代わり。

この店は、7年振りでしたが、この日も期待に違わず、”とてもうまい”。話が弾み、食べ終わってから、熱いお茶お代わり3度を飲み干すまで(席に余裕が出始めていました)滞在。

”昨日、日光から帰って来たばかり(すみません、今回も日光紀行、書いてませんね。)はい、お土産”と「道の駅 日光」で買った「香り上手し 直火焙煎 鉄窯七味」(650)です。家人からは、反対されましたが、お土産は、軽さがベストです。とても(マナー上?)喜んでくれました。

会計は、二人で7,760円。きっちり、二等分。

”お茶を飲みに行こう”と、嘗て二人で行ったことのある、昭和通り沿いの喫茶店、初めて名前を確認しました「PONTE NUOVO CAFE 東銀座店」です。 伊語で”新しい橋”の意味だそうです。

道中、喫茶店手前200mの所に甘味店があり、彼はそこに飛び込み、”奥さんに”と小さな菓子の包みを呉れました。やることが素早い。

そこから、3分。喫茶店に到着。ここは広々として長居が出来る店で、中高齢のご婦人が多い店です。

ホットコーヒーで2時間弱滞在。健康・家族・親族・リフォーム・老人ホーム・仕事仲間の近況・資格試験勉強・仕事の展望・将棋等々、話題は多岐に亘り、次回は、暑くならない街として、いま話題の勝浦に所有する彼のリゾートマンションに泊まりに行くことになりました。

弾む会話の合間に、目の悪い彼に、着用可否を確認し、”UV400カット、ブルーライト25%カットなら、問題なし”とのことで、990円(1,000円値引きを強調)サングラスを1本贈呈することが出来ました。

案の定、ここは彼が支払って呉れました。

別れしな、彼から、”それじゃ、また。検定おじさん!”との言葉を投げ掛けられました。

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