阪神VSオリックス 日本シリーズ第7戦

20231105

只今、夕方5時過ぎ。日本シリーズの最終戦がままもなく始まります。勝てば38年振りの阪神を応援することにしました。例によって、にわかファンですので、ふだんは、野球観戦をしませんが、日本シリーズやワールドベースボールは別です。

ノン・アルコールとつまみを取り揃えて、BSでの大河ドラマを見終え次第、チャンネルを変えます。

阪神と言えば、どうして阪神ファンは、かくも熱いのでしょうね。会社時代に身近の周辺にトラキチが何人か居て、毎年、群れて大阪まで観戦に行っていたようです。

前回、阪神が日本シリーズで優勝したその瞬間を、私は、家人と(当時、まだ結婚はしていませんでした)二人で、横浜商店街をぶらぶらしていて、ラジオ(TV?)から流れて来たアナウンサーの絶叫で知りました。不思議とそれを鮮明に覚えています。

野球と言えば、実は、ちょっとした自慢があります。

生まれて初めて、生で野球観戦をしたのは、後楽園球場で、1974年10月14日 巨人対中日ダブルヘッダーの2試合目です。お分かりですか。

そうです、長嶋の引退試合です。

大学で授業を終えて、雑談していた島根県松江出身の友人が、「今日、長嶋の引退試合がある」と教えてくれて、時間的に、第2試合なら間に合うので、「ダメ元で行ってみるか」と、二人して、電車(タクシーは論外でした)で水道橋まで行き、球場のチケット窓口に行ってみたら、なんと当日券がまだ残っていたという訳です。勿論、外野席です。内野席が残っていたかどうか定かではありませんが、今思えば、よくぞ、外野席が売れ残っていたものだと思います。

試合が終わって誰一人帰らず、セレモニーが始まる前から全員立ち上がっています。グラウンドを周る長嶋がタオルで顔を拭っています。多くの男たちが泣いています。

今日、球場で観戦する阪神、オリックスの若いファンたちの涙は得難いものとなるでしょう。

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