20250224
旅行から帰ったら、旅行中に体験した出来事の記録をノートに留めようと思い付き、以前読んだ、或る本が頭に浮かびました
月日が経つに連れどうしても忘れて行ってしまう旅行中の出来事。
旅先での写真に加えて、領収書、パンフレット等々の小さな印刷物を余すことなく記録整理保存することが、将来、そのときの旅(旅行に限らず、自分の生活に関わるあらゆる出来事)を振り返ったときに、細部に亘って想い出す切っ掛けとなるので、全て捨てずに1冊のノートに時系列に貼って行くことを推奨した書物を読んだのは、奥付で確かめると2008年4月 第4刷とありますから、今から17年前でした。
奥野宣之著、『情報は1冊のノートにまとめなさい』(2008年 ナナ・コーポレート・コミュニケーション1,300円)(絶版)です。その5年後には続編となる『情報は1冊のノートにまとめなさい完全版』(2013年ダイヤモンド社 1,400円)(出版社に在庫あり)も出版されました。”累計50万部突破!”と帯に赤字で大書されていますので、当時、それなりに話題となった本です。
上記1冊目の本(書店での購入は難しいでしょうから、お住いの図書館で探してみて下さい。17年前の記述ですので、当然、現在とそぐわない点もありますが、日々生じた事柄を記録するという考え方の本質は変わらず、今でも十分通用します。ご一読を強くお奨めします。)を読んだとき、いたく感銘を受け{この手の書籍では、野口悠紀雄 著『「超」整理法』(中央公論新社 880円 1993年)以来でした。}、ぴしゃりと膝を打ち、”そうだ、この通りにやってみよう!”と、すかさず、AmazonでコクヨA6ノート20冊を購入し、私にしては、それなりの期間、実践したことがあります。
この本の要諦は、<使用するノートのサイズを「A6」にする> に尽きます。
このサイズこそが、スーツの内側の胸ポケットに収めるのに丁度良く、また、ズボンの尻ポケットにぴったり収まります。そして、コクヨ製である所以=頑丈さ=で、少々手荒に扱ってもビクともしません。
現役だった当時、確かに携帯性に優れたこのサイズの威力を感じていました。しかし、もはや現役ではなく携帯性を優先するがためにA6を使用する必然性はない・・・・。
そうだ、A6でなければ、B6? A5? B5? A4?・・・・?
もうお分かりですね。
これとは対極の位置にあるサイズ、超特大ノートA3だ!。
これなら今の自分には、優先順位の低い携帯性を犠牲にしても、ノートが部屋の中で迷子になるという事態は起こり得ず、また、実際上、ページ当たりスペースの制約なども気にすることなく、自由に伸び伸びと文字を書いたり、ぺたぺたと記念となり得る印刷物等も貼り付けられる。A3にしよう!
という訳で、また悪い癖が目を覚まし、旅から戻って、旅装も解かず、ヨドバシドットコムで注文することにしました。パソコンを起動し、サイトを開きます。
ん・・・? あれ?!
なんと、価格が1月には500円だったのが、800円に跳ね上がっているではありませんか。値上げ率60%!
”しかし、このご時世、値上げも当然。これまでが安過ぎたんだから。800円でも十分安いし、送料無料だし”と気を取り直し、1冊のみの注文では申し訳なく思い、淡いピンクの表紙のA罫、淡いブルーの表紙のB罫(先刻御承知の通り、A罫は罫幅が7mmと広く、B罫は6mmで狭い)各1冊、計2冊で1,600円。(罫なし無地も嘗てはあったようですが、いまは在庫なしです)
2月21日 19:00 発注しました。
そして、16時間後の
2月22日 11:00 商品到着しました。
罪の意識を感じる 信じられない早さ おまけに送料無料です。
日頃、スマートフォンの小さな画面を眺めている時間が長いと思われる当ブログの高齢読者諸兄姉の中で、これまでにA3ノートを使ったことのある方は唯の一人もいないと確信しますが、一度で良いから、是非とも、コクヨ超巨大A3ノートを手に入れ、思う存分、書き殴って、冥途の土産にして下さい。
人生観が変わりますよ。(ちょっと大袈裟か)