知の巨星墜つ

20240821

著述家・松岡正剛氏が亡くなりました。

20年以上続いた彼のライフワーク「千夜千冊」(ウェブサイトで無料で公開されています)(当初千冊の書評を公開するつもりが、最終的に1,850冊)を是非、検索して、その中から、興味が持てそうな1冊でも彼の書評・解説をお読みになってください。

彼の森羅万象に通ずる博覧強記ぶりに度肝を抜かれることでしょう。よくぞ1冊の書物の紹介・批評・解説にこれほどの頁を埋められるものだとつくづく感服します。

1,850冊のうちの多くが難解そうであったり、自分の関心外のテーマであったりするため、そのうち、私が読んだことのある本は、肌感覚で2~3%程度だと思います。一時期(1,300冊台の頃)、いきなり原典に当たるのはハードルが高いので、せめて氏の文章を読もうと、よくこのサイトを訪れていたことがありました。氏の永眠を知り、もういちど、「千夜千冊」を紐解こうと思います。

繰り返しになりますが、高齢読者諸兄姉、「千夜千冊」、お奨めします。

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