歴史能力検定2級試験結果ご報告

20251224

11/23に受験した歴史能力検定2級の合否結果通知が1週間前に届きました。試験翌日には、主催者のホームページで解答が参照可能で、50問中30問正答が合格ラインとみなされていて、私の解答(問題用紙持ち帰り可能でした)は、悔しいかな、正答数29問で、正真正銘、30問に1問足りないことが判っていました。”おそらく不合格だろう、でも、合否通知を開いて確認するまでは、まだ判らないぞ!”と思っておりました。

主催者からの公式の合否基準は公表されておらず、各問題毎の配点も公式には分かりません。ただ、全50問で100点満点ですので、単純に1問当たり2点で、通常は30問正答即ち60点で合格であると一般的には解釈されています。(実施年によっては、平均点が通常年よりも高かったり低かったりした場合、合格ラインが変動するらしい)

「正式な合否基準は公表されていない!」・・・ここで、私は、一縷の望みを持ちました。

四択問題45問、記述問題5問、計50問で、四択と記述の配点比重を、ひょっとしたら個々の受験者の得点状況によっては、変動させるのではないか。どう考えても、総問題数の9割を占める45問もある四択1問と、たった1割の5問しかない記述1問(記述は5問中4問を正答していました)の重みが同じである訳がない。むしろ、当てずっぽうで選んでも25%の確率で当たる四択と、ちゃんと問題文を読んだ上で答えを導き出し、更にその解答を正しく漢字で書き記すことが出来なければ得点とはならない記述を同等に扱うことなど有り得ない!(因みに記述5問の解答は、「欽明天皇」、「大輪田泊」、「桶狭間」、「屯田兵」、「小村寿太郎」でした。・・・・・書けます?)到底受け容れられない!

例えば、合否ラインぎりぎり29問正答者で、記述5問正答者と4問正答者には、救済措置を施すなどが考えられるのではないか。私のように記述4問正答者の場合、一般的には29問正答X2点=58点で60点に届かずで不合格とされるが、ひょっとしたら!? 更に、70代以上の高齢受験者には下駄を履かせてくれるのではないか?

記述4問・四択25問の正答者を例にとると、記述5問の配点を20点、四択45問の配点を80点とすれば、

記述4問正答の得点は、20点÷5問X4問=16点

四択25問正答の得点は、80点÷45問X25問=44.444点 ⇒44点(小数点以下切り捨て)


すなわち、記述得点+四択得点=16点+44点=60点!

そうであるならば、これで、目出度く合格!となります。

A4サイズの封筒です。罫線で囲われた折り曲げ厳禁の6文字が横書きで記されています。合格証を期待しつつ、平常心で(ドキドキしませんでした)合否通知を開きます。

。。。。。。。。。

検定結果

受験科目   2級日本史  

受験番号   25030*****

得点     58.0点 

合否     不合格

合格ライン  60点

電実は、甘くはありませんでした。「折り曲げ厳禁」が罪深い。

さて、以前のブログで、日本史検定2級取得者は、全国通訳案内士試験の日本史科目が免除となることはお伝えしています。落ちてしまった以上、来年8月の一次試験科目の中の日本史を受けねばならず、日本史の勉強を継続しなければなりません。こうなると、欲が出るもので、どうせ日本史を勉強し続けるのならば、通訳案内士の8月1次試験(2次試験は12月)を済ませた後も、11月の日本史検定、こんどは、2級ではなく、1級合格を目指して頑張ろう!という、今この瞬間は、前向きな気持ちになっています。

高齢読者諸兄姉、日本史(世界史も)、面白いですよ。歴史検定は、5級、4級、準3級、3級、2級、1級とあります。お孫さんと一緒に受験出来たら最高ですね。

タイトルとURLをコピーしました