東京都シルバーパス初利用

最寄りのJRの駅まで、バスで行く用事ができたので、東京都シルバーパスを使う時が、とうとうやって来ました。家からバス停まで200mの距離をゆっくりゆっくり歩きます。痛風の症状が思わしくありません。バス停のベンチに腰を下ろし、ピンク色のパスを左手で握り締めて5分位で、バスが到着。前方入口から乗り込み緊張しながら運転手にパスをしっかりと見せます。運転手は当たり前ですが、特別な反応はありません。緊張した分、ちょっとがっかり。

バス車内を見回すと、高齢者がいつものことながら大勢います。このパスのお陰で高齢者は外出し易いのだと思います。健康維持にも一役買っている筈です。今日の私の場合、駅までの往復440円が実質無料となる訳ですから有難い限りです。調べたところ、東京都シルバーパスの年間予算は200億円強です。他の道府県でもこのようなサービスがあるのだろうか。

さて、終点の停留所であるJR駅で降り、ゆっくりゆっくり歩く私は、どこから見てもパスの有資格者です。銀行で用事を済ませ、出て駅方向50mの処にハンバーガーのMがあります。ここでコーヒーを注文し、2階でFPのお勉強。私の生活圏内にMは4箇所あり、気分転換を兼ねての勉強には打って付けです。勉強しているご同輩は、ときどき見掛けます。JR駅近くのここのMとは別の、地下鉄駅近くにあるMに、昨年夏から秋に掛けてルーティンとして朝7時開店と同時に入店し、2時間ほど勉強していた時期がありました。そのとき、私よりも年長の男性が、漢字検定の勉強をされていたことを思い出します。相当使い込んだ参考書でしたので、複数回受験者かもしれません。一般には理解し辛いことですが、試験に合格しても、何度も何度も受験するご老人が非常に多い世界らしく、合格回数を増やすことを励みとして勉強しているようです。

勉強は軽く切り上げて、駅近くの牛タン(痛風症状が落ち着いていないのに)の店に電話を入れ、テイクアウトした二人分の弁当をぶら下げながら、道路を挟んで店とは反対側にある停留所で出発間近の駅始発バスに乗り込みます。パス提示も二回目となると全然、緊張しません。

バスや電車の中にテイクアウトの弁当を持ち込むと、社内に臭いが拡がり、ちょっと恐縮しますが、今日の弁当の臭いは、ごく僅かでしたので周りの人は、殆ど気にならなかった筈です。

ノンアルコールを買い忘れていたのでドリンクは水で、今夜も旨い夕食に有り付けました。

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