日経平均史上最高値

20230222

本日、34年ぶりに日経平均がバブル期を超え、3万9156円97銭を付け、終値でも3万9098円68銭の、史上最高値となりました。

証券会社関係者のコメントは当然にしても、経済評論家、素人コメンテーターたちのコメントも、もっと上がるだろうと、楽観視。マスコミも囃し立てています。ことし1月から新NISAもスタートしていて、世は投資一辺倒のムードです。

34年前のバブル期最高値のときも、”日経平均5万円は固い、いや10万円も夢ではない”などと騒ぎ立て、”投資しない奴は間抜け“とみなされる雰囲気でした。人間は忘れる動物です。

バブル最高値で買って、今日まで塩漬けして我慢できた人が仮に居たとしたら、その人は、今日以降どういう行動を取るのでしょうか。おそらく、待ちに待って、やっと手放せる時が来たと思って、株を売却するか、或いは、”ここまで待ったんだから”と今後も持ち続けるかのどちらかですが、どちらにしても、年利換算すれば、利は薄いものになるでしょう。

最高値で掴んでも当時、20代、30代ならば、時間は掛かりましたが挽回が可能となった訳です。いま、20代、30代の人は、これから出動しても、今後の時間はたっぷりあります。

ところが、70代の高齢者は、そうは行きません。待てる時間がないのです。

そうなると、いま、買いで出動しても、吉と出るか凶と出るか、分かりません。また、個別銘柄を上手に選定することは、至難の業で、読者の皆様の多くは、若い頃、苦い思いをされている筈です。

私も買い銘柄は持っていますが、配当狙い、株主優待狙いが主です。

前置きが長くなりましたが、今回の新高値更新を契機として、私は、売り出動をします。それも個別銘柄ではなく日経225です。商品は、ラージ、ミニ、マイクロの3種類があります。初心者・高齢者は日経225マイクロがお奨めです。商品概要については、インターネットで、信頼のおける証券会社のホームページをご覧ください。個人ブログは、お奨めしません。(理由は省略します。)但し、殆どのホームページには、買いで入って利益が出たところで売るというシミュレーションに重きを置いています。

売りから入って、下がったところで買い戻す(反対方向に動いた場合は、早い時点で損切りする設定を予めしておけば、大火傷は負いません。)ことを忘れないでください。

また、長く持っていては危険です。まずは、50円、100円下がったら反対売買での決済、100円、200円、逆方向に上がったら反対売買での損切り決済をしてコツを掴んでください。

下がるタイミングは誰にも分かりませんが、週明け月曜日か、或いは、4万円の大台に乗った瞬間か、絶好の売り機会だと思っています。

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