数十年ぶりの都電荒川線

20230827

一週間前の0823、前回0818の通院時に血液検査の結果を聴きがてら薬を貰いにクリニックに行きました。午後は16:00からですが受付は15:30開始です。これまではクルマで行きましたが、今日は、東京都シルバーパスを使ってクリニックまで辿り着こうと、路線図・時刻表を調べて計画を練り上げました。最寄りのバス停から池袋東口行きに乗って、バス停千登世橋で降ります。徒歩3分(今日は、10分位掛けて歩きました)で都電荒川線「鬼子母神前」(読み方は”きしぼじんまえ”、近くの雑司ヶ谷鬼子母神堂は、”きしもじんどう”と発音します。注意して車内アナウンスを聞いたところ、”きしぼじんまえ”でした。)です。

今から丁度50年前に、ここ雑司ヶ谷で、アパート代を節約するために、中学時代の同級生と当時としては珍しいルームシェアをして、アパートを借り、お互い、週2,3日、バッテイングしないように宿泊日を調整し、あとの数日は東京からほど近い近県の地元から通っていました。結局、ここには私は2年間、過ごすことになりました。私は、月水金の週3日、20:00-24:00まで大手町でアルバイトをした後、ここに帰って寝ておりました。彼は、1年弱で、このアパートを離れて、自宅から通って卒業することになる訳ですが、その後、頑張って、サラリーマンとして昇り詰めることとなりましたた。

卒業46年の間、3度ほど、この辺りを訪れていますが、1度目のときに、既に当時のアパートは壊されていて、木造アパートが建ち、2度目のときには、周囲にマンションが建ち始め、3度目の今から数年前に訪れた時には、建て替えられた木造アパートは、低層マンションとなっていました。今回も、明治通りから鬼子母神前に向かう途中、明治通り沿いに大型マンションの建築工事真っ最中でした。最早、50年前の面影はありません。というか、自分の記憶力が悪いだけなのかもしれませんが。

通学時に使っていた都電に実に数十年振りに、乗り込むことになりました。東京都シルバーパスで。50年前の学生だった私が、50年後の自分が東京都シルバーパス(当時は福祉乗車証)で都電に乗ることは当たり前ですが、到底想像出来ませんでした。

当時も今も一両編成。都電特有の揺れと音と臭い。学生時代の出来事が断片的に思い出されます。感傷に浸ること10分弱、目的地の大塚駅前に到着。

血液検査の結果は、好もしいものでした。1月の健康診断時の尿酸値は7.0。今回は6を下回り5点台。やれやれです。これで少し気が緩んだか。後日談は改めて。

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