実家売却引き渡し2

20231118

モール内のファミリーレストランで待機していた兄と従弟に合流。ドリンクバーのホットコーヒーブラックを飲みながら、二人に引き渡し手続きの様子を報告し、今日のこれからの段取りを確認します。私だけコーヒー2杯目を飲み干し、会計900円を支払いました。

ショッピングモールの駐車場に停めてある2台の車(OOサイトといつかは)の内の1台(いつかは)に3人が乗り込み、まず、地元郵便局の本局に向かいます。ゆうちょ銀行の口座に振り込まれた金額の半分近くを引き出し、暫らく待たされ後、(多額だったため、別室で現金の受け渡しをしました。男女二人の職員が心配してくれていたので、疑念を晴らすため、家を売却した旨説明することにしました。やっと安心した様子)車に戻り、人目が有るので、車の中でこれまでに掛かった経費を差っ引いて残った折半分を兄に手渡し。

この後、数えられない程、行き来した、地元のクリーンセンターに向かいます。

12:50クリーンセンターに到着。午後は、13:00からですので10分待機。その間、雨足が一瞬、豪雨となりましたが、13:00ゲートが開いた時には、先程迄の、通常の雨に戻りました。最後の受付担当者は、幸いにも、これまで最も多くの回数、受け付けてくれたSさん(とても素敵な女性です)です。先週、これまでの礼を述べるため受付を訪問したときには、彼女は不在でしたが、伝わっていたのでしょう、真っ先に彼女からお礼の言葉を頂戴しました。

処理する現場にクルマを進めます。ここには、常時、制服姿の男性職員が数人、手を動かしています。無駄な動きがありません。いつも気持ちの良い応対をしてくれて、恐縮至極です。自分たちで、今朝クルマの荷室に積み込んでおいたうち、電化製品・プラスチック・金属類は、彼らに手渡し、残った品々を巨大な処理場に投げ込みます。この行為もこれで最後です。

再び受付に戻り、別の担当者が計量してくれました。(50kgの重量を超えるとわずかな金額ですが有料、となります。これまで料金を支払ったのは5回だけだったと思います。)

廃棄重量を算出する計算式は、                                         {廃棄処分の品々を積載しての車(人間込み)の重量}ー{空になった車(人間込み)の重量}です。この値が50kg未満か50kg以上かで天国と地獄の違いとなる訳です。

この後は、少々(20分程度)走りますが、以前に行った高級和食チェーン店のBです。2台を走らせるのはガソリンの無駄遣いですので1台で行きました。三人とも「秋の小御膳(1,740円)」にノンアルコールビール3本、食後に、珍しい泡コーヒー(150円)。バラエティ豊かな御膳でとくに天ぷらがうまくて満足しました。会計は7,500円程度でしたが、折角の30%バックのPキャンペーンなのに、スマートフォンのカメラが不調で、現金で支払ったことの口惜しさよ。

食後、従弟とはOOサイトを停めておいた駐車場で別れ、二人で、もう1箇所に行き、今日最後の一仕事を終え、一路、高速に乗って東京へ。

私達の実家の片付けには、随分、時間が掛かりましたが、業者に任せず(従弟とその友人の助けも借りましたが)基本的に兄弟二人でやり切ったことに深い満足感があります。片付ける品々を一つずつ相談確認をして、使うものは東京に、使わないものは廃棄処分に回しました。月に1、2回、最後の頃は泊まり込みで作業しました。なかなか買い手が現れず、売値を何回か下げ、不動産会社も1度替えて、結局2年の月日を必要としましたが、これで良かったと心底思っています。

このような多少浮世離れなことが出来たのも、関東近県でクルマでの日帰りが可能な地理的環境、ひとりではなく兄弟がいたこと、70代で時間に融通が利いたこと、特に急いで処分するつもりもなかったこと等々、条件が揃っていたからだと思います。

ご実家の処分をこれからどうしようかとお考えのご同輩、70代前半ならば時間を掛けて、じっくり進めることも選択肢の一つです。

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