大規模修繕

20231120

11/19(日)に、来年に迫った第2回大規模修繕の業者選定のヒアリングがありました。参加業者は3社。参加表明7社のうちから3社に絞り込んでのヒアリングです。

チェックポイントは、会社の信頼性、技術レベル、工期、工法、組織体制、担当チーム、担当営業マン、そして見積です。一居住者の私の評価は、見事に、見積の高い順でした。このヒアリングを受けて、理事会と修繕委員会で業者を選定し、来年2月の総会に諮る段取りです。

殆どのマンションでは、分譲のときには、修繕積立金は、低く抑えられています。その低い積立金のまま、年月が経ち、2回目、3回目の大規模修繕になって、資金不足が露呈することになります。平均12年周期で大規模修繕がやって来るので、分譲当初からの住人は、2回目のときには、20歳以上、年を取っていて、現役を引退して、経済的余裕がなくなっている世帯の割合が高くなります。そのため、管理費・修繕積立金の値上げは一筋縄では行きません。

マンション分譲会社は、売れ易くするため、購入を検討する買い手に、月々の支払額を低く見せなければなりません。そのため、手を付けやすい修繕積立金を低く設定します。1回目の大規模修繕は、12年後のことですから、先の事は気にしません。

修繕積立金は最初が肝腎。分譲会社が、本来あるべき金額の修繕積立金をパンフレットに表記できるよう、これからマンションを購入しようとする人々に対して、修繕積立金の啓蒙を進めていく必要があります。

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