坂道発進

20230809

昨日0808火曜日、近くのホームセンターへ買い物に。ここの駐車場の入口は、一般道から左折で入ります。2Fにある駐車場ゲートに向かうには、歩道を突っ切らねばなりません。2名の係員が誘導してくれるので、駐車場の入口に入るまでは、慎重に運転すればよいだけです。入口を通過し、約30mのまっすぐ伸びた急傾斜のスロープの先に、駐車場に入るゲートバーがあります。ここで駐車券を発券して、バーが上がって、駐車場の中に入ることになります。

前にクルマがいなければ、何の問題もありません。発券機があるエリアは水平なので、普通に停車して発券するだけです。問題なのは、前にクルマがあって、発券操作に時間が掛かっているときです。係員の誘導に従って入口を通過して当たり前のスピードで走ると、前方車の手前で停まらなければなりません。停まらざるを得ない位置は水平ではありません。急傾斜の路面です。この位置に停まることは、そう、必然的に教習所で習った坂道発進をしなければならなくなります。マニュアル車ならアクセル、ブレーキ、サイドブレーキ、クラッチのコンビネーションをうまく調整しながら操作出来ます(20年前は確かに出来ていました)。しかし、AT車にはクラッチがなく、アクセルとブレーキ、サイドブレーキだけで調整しなければなりません。

サイドブレーキだけではずりずりと後退しそうな急傾斜の坂道では、ある損害保険会社の坂道発進の仕方として、「ブレーキペダルからアクセルペダルに素早く踏み替え、アクセルを踏み込みます」と、無造作に書かれてあります。私は、普段は使わない左足でブレーキペダルを踏みながら、右足のアクセルペダル操作をしています。このシチュエーションは緊張します。足の力の入れ具合がどうも落ち着かず、いまだに慣れません。最悪なのは、後ろにピッタリ付かれた時です。緊張は更に増します。高齢者の坂道発進、練習あるのみですが、いつ練習する?やはり、そのときそのときをぶっつけ本番として練度を高めるのみですね。

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