回転寿司が進化していました

20230812

回転寿司テロ事件以来、足が遠のいていましたが、今日、久し振りに大手チェーン店SのH店に行きました。17時前なのに広い駐車場(多店舗共用)の半分は埋まっていました。店に入るとシステムが以前とと大きく変わっていました。ペロペロ事件を受けて、客の衛生面に対する不安・不信を払拭すべく、様々な工夫が施されていました。まず、湯飲みとおしぼりがレジの近くに置いてあって、各自がそれらを持って案内された席に座ります。私たちはカウンター席でした。

カウンター席に座ると、各自の目の前にタッチパネルがあって、私たちは、二つのパネルでそれぞれ注文します。パネルで注文することは以前と同じです。驚いたのは、回っているレーンの上の寿司皿を客が、目の前に来たのを自由にピックアップするというシステムが完全に消滅していることでした。完全受注生産システムです。

注文すると、長く待つことなく、注文した寿司種を載せた皿がまるでF1カーがピットインするように、結構なスピードでやって来て、少し手前から本レーンを外れ、自分専用斜めのレーンをスッと入って来て目の前で静止します。見事なものです。

会計は、会計ボタンを押すと二人の食べた皿の色と枚数が表示され、皿の色毎の単価と金額、合計金額が表示されます。以前は店のスタッフが皿の枚数を数えて金額を弾いていましたが、今は、客が枚数確認、金額確認をします。この部分の省力化の効果は大きいに違いない。

この回転寿司テロ事件が、むしろ客に衛生面での安心感を高める施策の契機となっていることは間違いないように思えます。会計は二人でアルコールは飲みませんでしたが、好きに(痛風なのに)食べて3,900円台と、4,000円を切る金額でした。味も十分満足でした。これでは文句のつけようもありません。9月中旬まで有効の5%割引券を貰いましたので、それまでにもう一度行こうと思っています。

タイトルとURLをコピーしました