住宅街の中華料理店

20230902

夕食を外で食べようと、クルマで7,8分の、住宅街にある、高齢夫婦経営の中華料理店に行くことにしました。駐車場は無いので、店から徒歩2分のTストアの駐車場に停めます。17時開店と同時に入り、メニューを暫し眺めた後、水餃子、皮蛋豆腐、茄子の煮びたし、カニレタス炒飯、小坦坦麺を注文しました。

当然、他に客はいないので、すぐに頼んだものが、出て来ます。皮蛋豆腐、水餃子、茄子の煮びたしは立て続けでした。つい、食べるスピードも速くなってしまいます。出来れば、客の食べるスピードに合わせて料理を出して欲しいなと思っても、店側の都合としては、手早く注文を処理するのが効率的なので、こればかりは、客側が注文のタイミングを考えるべきなのでしょう。これからは、一時に全部の注文をせずに、まず、2,3皿を頼んで様子を見た上で、次に注文するメニューを決めようと、固く決意しました。(連れは、食べようと思う料理を、最初に全て注文したがるのですが)

息もつかせず3品を平らげ、休む間もなく、カニレタス炒飯と小坦坦麺が出て来ました。頼んだものはこれで全てです。ここで、ようやく、この2品は、落ち着いて食べることが出来ました。17時入店、30分後には店を出ていました。忙しない夕食となりましたが、味は納得、口コミ評価も非常に高く、お代は二人で3,700円。今日で4回目ですが、大満足の店です。

『こだわりの店不親切ガイド』(小学館)など、多くの食の店紹介本の著者、伊丹由宇は、”うまい料理を低料金で食べたいなら、繁華街ではなく、住宅街にあって、家賃の掛からぬ自分の持ち家で、人件費が発生しない夫婦二人若しくは家族経営の店に限る”と述べていますが、まさにその通りです。

現役第一線を退いた高齢者ならば、会食を別にして、都心の一等地で食事する必然性はもはやありません。グルメサイトに安易に頼らず、自分で、新しい店を探し出すのも面白いと思います。

Tストアで明日の食料を購入して、帰宅。バスケットボールの生中継を堪能しました。

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