ルーフバルコニー大撤去

20240531

昨日はルーフバルコニー大撤去作戦の日でした。当初29日の予定が大雨の為、1日順延となり30日となった次第です。バルコニーにある全て(樫材のベンチ、大型3鉢以外)の撤去をします。

午後1時半、ハイエースで業者到着。私も頭にタオル、作業着の恰好で迎えます。家人も動ける服装です。通用口の近くの人の出入り、駐車場の出入りの邪魔にならない処、端の駐車場(了解を得て)のスペースの手前にクルマを停めさせました。

外廊下からバルコニーに通じるドアを搬出物の運び出し口として動線を定めました。バルコニーのフェンス越しに撤去物を受け渡すことにするのですが、しかし、現状のままでは人力的には相当難易度の高い作業となります。

何故ならば、このマンションに引っ越したとき5匹の猫(後に1頭の犬が加わる)を飼っていました。家人の発案で、彼らをバルコニーでのびのび遊ばせようと”ぴゅーた(雄猫の名)ハウス”と呼んでいる、出入口に鍵を掛けられる巨大木製格子状の構造物(動物園の檻のようなもの)(前回の大規模修繕の際に泣く泣く撤去しました)を作り、その中(日陰が生じたり、自分の姿を隠すことができます)で寛がせ、ハウスを出れば(でも、バルコニーの中)、走ったり、飛び跳ねたりと自由に遊べるように、万一の脱出防止策として既存フェンスに更に嵩上げ(フェンス上フェンスを架す?)のフェンスを取り付け(簡単に取り外しが出来るよう工夫しています)ることにしたのです。そのステンレス製の高さ40cmのフェンス(見た目にも美しくとても気に入っています)(構造物とフェンスは、家人が勤めていたとき懇意にしていた設計業者に依頼しました。決して構造物とフェンスの料金を明らかにしようとしない家人の態度から、相当高かったんだろうなと想像します)の取り外し作業が必要でした。

次に、ウッドデッキの解体です。ボルトを外すだけですので、解体そのものは難しくありません。天板、脚、フレームを適当なサイズに小さくするため、電動鋸による裁断です。大きな音が近所迷惑でしたが、ご勘弁願うことにしました。

今回の山場は、植木鉢の処理です。多数の植木鉢の植物を鉢から外すのに一苦労二苦労三苦労です。根が鉢に纏わりついて少々の事ではビクともしません。私も家人も業者の二人と共に汗を掻きます。この時点で、責任者(社長さんらしい)は「見込み(2人工、そして見積額)が甘過ぎました。」と反省しきり。家人が写真を撮り、メールと電話で動線を説明し、鉢の大きさ高さ、撤去物の容量が膨大になり、力仕事で、ハイエースでは収まり切らないと思うと口を酸っぱくして警鐘を鳴らしていたのですが、電話の応答者と、仕事を獲得したいと思う現場責任者(社長さん)には、警鐘が心地良いメロデイーだったのかもしれません。

土植物は、他とは別に廃棄しなければなりませんので分別が必要です。ガラ袋が大活躍です。

続いて、床面の5割ほどの面積に敷き詰めたウッドパネルの引き剥がし。この作業も力は必要ありません。

次にデザイン的に敷き詰めたテラコッタ。これも立派な作りで、私的には取って置きたかったのですが、却下されました。これも引き剝がしそのものは大したことはありませんが、まとまると重量がもの凄いことになります。1Fまでカートに載せて運ぶ作業を主に私が担当しましたが、重いのなんの、翌日(つまり今日の事。昼前にこれを書いています。)の体の痛みが思いやられましたが、今のところ、想定の範囲内。

その他、小物・置物類も処分。

予定時間2時間オーバーの19時半に終了。なんとかハイエースに収まりました。

結局、私と家人二人で0.7人分くらい働いたのではないかと思っています。

十六茶(アサヒ)(汗で脱水の身には、これがべらぼうに旨く感じて、彼らが帰った後、2ℓペットボトルの残りを一人で飲み干しました)とホットコーヒーと家人速成のサンドイッチで、二人を饗し、彼女が見積通りの代金を社長に手渡し社長が確認したのを待って、寸志袋(各3,000円)を各人に渡します。私は、未開封の吉野家株主優待券2,000円分(500円券X4枚)を一人に、剥き出しの2,000円分をもう一人(社長)に渡します。前日、吉野家で1,080円(優待券2枚+80円)で贅沢ランチをしたばかりの私は、社長と吉野家でいちどきに千円使うことがどれだけの幸せかで盛り上がりました。

この後、荷下ろし作業が待っている彼らを1Fで見送り、へとへとになって、しかし、ひとつ大仕事を成し遂げた満足感に浸ることの出来た素晴らしい1日となりました。

今回、学んだことの一つは、”良い(高い)ものは、ず~と良い(満足できる)状態であり続ける”(ステンレス製フェンス、樫ベンチ、高級鉢等々)です。

これからの人生で、消耗品以外で、どうしても買わなければならないときは、心底気に入ったもののみを買うことにしたいと心に決めた次第です。

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