ポリタンク20ℓ太陽熱温水シャワー

20230901

今日は防災の日。関東大震災から丁度100年です。今年、関東大震災絡みの防災報道量が例年と比べて少ないのが気になります。

さて、我が家では、防災の工夫として、風呂水は翌日まで取っておきます。また、マンションの植木に水を遣るので、バケツや植木専用の如雨露に加えて2ℓのペットボトルに水を汲んでいます。この夏から、新たに20ℓのポリタンク2個にそれぞれ2/3くらい水を入れて(満杯にすると取扱いに少々手間取りますので)、それをバケツや如雨露に注ぎ込むようにして、水道迄の往復の労力軽減を図っております。

夏場は、朝7時30分頃に植木に水を遣りますが、それが済んだら空になったポリタンクに再び水を、今度は、満杯にして、陽の下に曝します。そうです。太陽光で水をお湯に変えようという魂胆です。そうしておいて、午前中、(昼前)11時30分頃に、十分熱くなった(計ったことはありませんが、40~50度か)お湯を風呂場で被っています。流石に20ℓ満杯の状態で、頭の上に持ち上げる事は危険ですので、洗面器の中に手桶を置いて、手桶目掛けてポリタンクからお湯を注ぎます。完璧に注ぐことを目指しますが、どうしても狙いが定まらず、零してしまいます。それを手桶の周囲を囲んだ洗面容器が受け止めるのです。この工夫は、とても気に入っていて、料理屋の女将が日本酒の升の中のグラスになみなみと酒を溢れるまで注いで呉れて、もっと溢れさせて欲しいと思う時の気持ちに相通ずるものがあります。そうして、まず、手桶いっぱいの、かつては水で、いまでは立派なお湯に変身した液体を、惜しげもなく被ります。続けて、洗面器に溜まったものを、これまた惜しげもなく被ります。

この”惜しげもなく”が非常に大事で、ガスや電気といったエネルギーを使用してのお湯でないことが大きなポイントです。天然の、お日様の光だけで作ったお湯ですので、何ら後ろめたいことはありません。また、水は、循環していて、ほぼ100%再利用可能です。罪の意識がありません。

これらの動作を繰り返す事、5,6回。ポリタンクの残りは5ℓ程度です。これなら安全に頭の上に掲げることが可能です。これを頭から肩から豪快に被ります。まるで、見た目は、修験者の滝行のようです。(全然、辛くなく、気分爽快なので恐縮です。)

このポリタンク太陽熱温水行ルーテインは、夏場、直射日光が差す日は、2個のポリタンクを交互に使って、午前中、15時頃、19時頃と1日3回行っています。流石に、三回目は、ちょっとぬるくなっていますが。20kgのポリタンクを持ち運ぶだけでも体幹トレーニングになっているようで、これは思わぬ副産物です。9月いっぱいは、続けられるでしょう。これから、朝の洗濯の時にも利用したいと考えています。秋以降、寒くなったら、防災用に水を貯めて、ときどき植木用に使用して換水します。

読者諸兄姉、20ℓポリタンク、これはお奨めです。

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