パリオリンピック    

20240811

まもなく、パリオリンピックが閉幕します。始まるまでは、いつものことですが、あまり関心を持ちませんでしたが、いざ始まると、日本-フランス7時間の時差をものともせず、深夜までTV中継を見てしまいました。

私的に印象深いシーンを挙げると

開会式では、セーヌ川を馬と人が走るところ、セーヌ川を、選手を載せた大小さまざまな船が進む様、セリーヌ・デイオンの愛の賛歌でした。

競技では、柔道団体決勝代表戦で仏 リネールが日本 斎藤を仕留めた瞬間でしょうか。絵に描いたような筋書きとなりました。日本選手では、柔道精神体現の村尾三四郎ですね。一本を取りに行く姿勢、決勝戦でも内容的には負けていなかったと思います。

今日の明け方でしたが、女子やり投げの北口は、期待通りの金で値千金です。

女子レスリング53kg級、藤波朱理の「オリンピック最高!レスリング最高!」は、その通りでしょうね。水泳高飛び込みの17歳玉井陸斗の銀メダルは、本当に良かったと思えます。「初老ジャパン」 馬術の銀メダル、近代5種の銀メダルは、種目初のメダルということで価値が大きいですね。つい今しがた、男子レスリングフリースタイル清岡幸太郎と女子レスリング76kg級 鏡優翔が金メダルを取りました。レスリングは、まさにお家芸です。忘れてならないのは陸上男子1600mリレーです。日本は予選で日本記録、更に決勝でも日本記録を更新し、6位入賞です。賞賛に値します。

外国人選手では陸上女子走り高跳びのウクライナ女子選手の金メダル。綺麗でしたね。混合エアピストルで銀メダルのトルコの無課金おじさんは、クールで、まさにスナイパーですね。中国のアーティステックスイミングの金メダル(過去2回銀メダルと聞くと、なんとか金を取らせてあげたいと思ってしまいます)、また、グレコローマンレスリング130kg級でオリンピック5連覇を成し遂げたキューバのロペスヌネス。(かつて霊長類最強と言われたロシアのアレクサンドル・カレリンは同じ階級で3連覇)。彼は決勝で勝った後、その戦いの場であるマット上で、履いていたレスリングシューズを脱いで、マット中央に置いて、リングを降りました。知りませんでしたが、レスリングでは、これが引退の意思表明とのこと。

あと数時間後の閉会式も当然、寝ずに起きていて生中継を観ます。今回のオリンピックで、パリにエッフェル塔があって良かった!とフランス国民、パリ市民はつくづく思い知ったに違いありません。とにかく絵になりました。「パリ」ー「エッフェル塔」=0 は言い過ぎでしょうか。このパリオリンピックを自分的には思った以上に堪能しましたので(閉会式はまだですが)、次回のロサンゼルスオリンピックには、身体が言うことを聞けば、現地で、この目で見てみたいと思います(2000年のシドニーは現地で観戦しました)そのときは、75歳!





 

タイトルとURLをコピーしました